2011.09.09 (Fri)
これもブルース 第16回 「ニューオーリンズの豪快ギタリスト!」
Guitar Slim
本名 Eddie Lee Jones

以前、トータス氏に借りたBlues Deluxeなる、CD10枚組のBOXセットで初めて聴いたGuitar Slim。豪快な歌いっぷりが何とも気持ちがいいこの人は1950年代のNew Orleansで活躍していたようだ。
今回はそんなNew Orleansの豪快ギタリスト!Guitar Slimを聴いてみよう!
1953 年にSpecialty Recordsに吹き込んだ「The Things That I Used To Do」(この曲のアレンジとピアノは、若かりし頃のRay Charlesとのこと!)が大ヒット。ステージでは赤やピンクのスーツを好んで着ていたらしく、ライヴパフォーマンスも超長いシールド(ギターとアンプ をつないでるケーブルのこと)でステージの隅から隅へ、ギターを弾きながら客席に降りて練り歩き、それでも物足りず超長いシールドを生かして会場の外の駐 車場でギターソロを弾きまくってたという伝説も残っている本当に豪快な人だ!!!当時すでにギターを弾く位置がかなり低かったことや、ギターを抱え上げて 背中で「グギギギーン」と弾いていたりと、当時のGuitar Slimのエンタテインメント性はその後のブルースギタリスト、Buddy GuyやEarl Kingに、そこからJimi HendrixやStevie Ray Vaughanへと受け継がれていったと思われる。
-Sufferin Mind-

1953~1955年までSpecialityに吹き込んだ楽曲で構成されている。これ1枚でSpecialityの音源はほとんど網羅しているようなの で、初めての方にはオススメだ!大ヒット曲「The Things That I Used To Do」も収録されている。
-ATCO Sessions-

こちらは前出のSpecialityの後、1956~1958年までAtlantic/ATCOに吹き込まれた音源を集めたものだ。Specialityの音源よりかなりマイルドに聴こえるが、Guitar Slimとしての良さは何も変わってない。
かなりの大酒飲みだったらしいGuitar Slim。59年には肺炎をわずらい、なんと32才の若さで亡くなっている。豪快な歌声やギタープレイは、豪快な人間性が直結していたということか。
「ス リム」といえば第4回の「Slim Harpo」もそうなんだが、ブルースマンに「スリム」が付く人はけっこう多い。この「スリム」というのは、やはり見た目が「シュッとしてる」っていう意 味も含まれているようで、Guitar Slimも例外なくモテていたようだ。いつの時代も「スリム」なものには憧れてしまう。
これもブルース。
初掲載:2008.05.23.
加筆、修正:2011.09.09.
本名 Eddie Lee Jones

以前、トータス氏に借りたBlues Deluxeなる、CD10枚組のBOXセットで初めて聴いたGuitar Slim。豪快な歌いっぷりが何とも気持ちがいいこの人は1950年代のNew Orleansで活躍していたようだ。
今回はそんなNew Orleansの豪快ギタリスト!Guitar Slimを聴いてみよう!
1953 年にSpecialty Recordsに吹き込んだ「The Things That I Used To Do」(この曲のアレンジとピアノは、若かりし頃のRay Charlesとのこと!)が大ヒット。ステージでは赤やピンクのスーツを好んで着ていたらしく、ライヴパフォーマンスも超長いシールド(ギターとアンプ をつないでるケーブルのこと)でステージの隅から隅へ、ギターを弾きながら客席に降りて練り歩き、それでも物足りず超長いシールドを生かして会場の外の駐 車場でギターソロを弾きまくってたという伝説も残っている本当に豪快な人だ!!!当時すでにギターを弾く位置がかなり低かったことや、ギターを抱え上げて 背中で「グギギギーン」と弾いていたりと、当時のGuitar Slimのエンタテインメント性はその後のブルースギタリスト、Buddy GuyやEarl Kingに、そこからJimi HendrixやStevie Ray Vaughanへと受け継がれていったと思われる。
-Sufferin Mind-

1953~1955年までSpecialityに吹き込んだ楽曲で構成されている。これ1枚でSpecialityの音源はほとんど網羅しているようなの で、初めての方にはオススメだ!大ヒット曲「The Things That I Used To Do」も収録されている。
-ATCO Sessions-

こちらは前出のSpecialityの後、1956~1958年までAtlantic/ATCOに吹き込まれた音源を集めたものだ。Specialityの音源よりかなりマイルドに聴こえるが、Guitar Slimとしての良さは何も変わってない。
かなりの大酒飲みだったらしいGuitar Slim。59年には肺炎をわずらい、なんと32才の若さで亡くなっている。豪快な歌声やギタープレイは、豪快な人間性が直結していたということか。
「ス リム」といえば第4回の「Slim Harpo」もそうなんだが、ブルースマンに「スリム」が付く人はけっこう多い。この「スリム」というのは、やはり見た目が「シュッとしてる」っていう意 味も含まれているようで、Guitar Slimも例外なくモテていたようだ。いつの時代も「スリム」なものには憧れてしまう。
これもブルース。
初掲載:2008.05.23.
加筆、修正:2011.09.09.
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