MUSIC

2010.12.01 (Wed)
Little Feat

Lowell George - Gt. Vo.
Richard Hayward - Drums
Paul Barrere - Gt. Vo.
Sam Clayton - Congas
Kenny Gradney - Bass
Bill Payne - Keyboads

現在のメンバー
Paul Barrere
Sam Clayton
Kenny Gradney
Bill Payne
Fred Tackett - Gt.
Gabe Ford - Drums


初めて聴いたのは、おそらく18か19才の頃だったと思う。アメリカン・ロックが好きな友人にCSN&YやRy Cooderなど教えてもらったときに、Little Featの「Sailin'Shoes」も録音してもらったのだが、、、まぁ、、、全然と言っていいほど好きにはなれなかった。いや、このアルバムに収録されている「Willin'(名曲だぁ!)」は大好きだったのでそれ以外の曲はまったくピンとはこなかった。

それから、月日が経ち、年月が過ぎて、New Orleansの音楽など自分なりに探して聴くようになったとき、目の前に出てきたのがLittle Featだった。

-Sailin’ Shoes-


1972年リリースの2ndアルバム。独特なイラストは「Neon Park(本名 Martin'Muller)」なるアメリカのイラストレーターによるもの。以降Little Featのアルバムカヴァーは彼のイラストだ。ファーストアルバムにも収録されていた名曲「Willin'」をリテイク。最初に聴いたのがこのアルバムのテイクだったのもあり、オレは断然こちらの「Willin'」のほうが好きだ。「Teenage Nervous Breakdown」のドラムにはまったくもってシビレるぜぇぇぇえええ!

-Dixie Chicken-


おそらくLittle Featの中で1枚選ぶとしたら、このアルバムを選ぶ人が多いと思われるそんな大名盤がこれだ!上記の「Sailin'Shoes」に続いて、翌年1973年にリリース。タイトル曲「Dixie Chicken」はオレの課題曲の一つ。他にも「Two Trains」、「Fat Man In The Bathtub」など名曲多数。Little Featを初めて聴くという人には自信を持って勧める1枚!

-Waiting For Columbus-

1978年リリースのライヴアルバム!バンドの中心人物だったLowell George在籍時の集大成のようなベストアルバムだと思う。スタジオ録音盤でも、もちろん素晴らしく、凄まじいのだが、このアルバムを聴くとLittle Featというバンドが本当に素晴らしく、凄まじかったのかがよくわかる!なんせDrumsのRichie Haywardの演奏がいちいちカッコよくて、ドラマーとしては聴きのがせないアルバムだ!!!そんなRichie Haywardは今年の8月、64歳という若さで帰らぬ人になってしまった。一度でいいから生で叩く姿を見てみたかった。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

Blues、New Orleans Music、Tex Mex、Jazz、Rock and Roll、などなどあらゆる音楽を噛み砕いて、詰め込まれたものが「Little Feat」なんだと、ここ最近思うようになった。是非とも聴いて見て欲しい。

2010.12.01.